シアリス有効成分タダラフィルをもっと知る

日本では3種類のED治療薬が承認されていますが、中でもシアリスは遅効性と持続時間の長さが大きな特徴です。
他のED治療薬は即効性があり、空腹時に服用すると20分から30分ほどで効果が現れます。
シアリスに含まれる有効成分のタダラフィルは、他のED治療薬の有効成分とは分子構造が異なります。
タダラフィルも他のED治療薬の有効成分と同様に、体内でPDE-5と呼ばれる酵素の働きを阻害します。
PDE-5の働きが阻害されると、海綿体への血流が増えてペニスの勃起が促されます。

男性が性的な刺激を受けると血液中の一酸化窒素濃度が増えて血管が拡張され、ペニスへの血流が増えます。
また血液中でサイクリックGMPと呼ばれる物質が増えて平滑筋が緩み、海綿体に血液が流入します。
PDE-5にはサイクリックGMPを壊す働きがあります。
男性の勃起はPDE-5とサイクリックGMPによってコントロールされています。
タダラフィルなどED治療薬の有効成分にはPDE-5を阻害する作用があり、サイクリックGMPの働きを助けます。

タダラフィルはペニスの勃起を妨げる酵素であるPDE-5の働きを阻害しますが、他のED治療薬の有効成分とは分子構造に違いがあります。
シアリスの有効成分であるタダラフィルは、ブロック状の分子構造を持っています。
他のED治療薬の有効成分は体内吸収が早く、即効性があります。
一方シアリスはタダラフィルの分子構造がブロック状であるため、体内でゆっくりと吸収されます。
吸収時間が長いことから効果の持続時間も長く、最大で36時間ほど持続します。

シアリスも他のED治療薬もPDE-5の働きを阻害する作用は同様です。血管を拡張し海綿体への血流を増やすことで勃起を促します。
しかしシアリスの有効成分であるタダラフィルは分子構造がブロック状であるため、効果の持続時間が非常に長いという特徴があります。
シアリスには5mgと10mg、20mgの錠剤が存在します。用量が多いほど効果の持続時間は長くなります。
一般的には10mgと20mgの錠剤が流通していますが持続時間は10mgが20時間から24時間ほど、20mgは30時間から36時間ほどとされます。

シアリスは体内で長い時間をかけてゆっくりと吸収される仕組みとなっており、効果の持続時間が長いことに加えて副作用が出にくいのが特徴です。
他のED治療薬には短時間で勃起不全を改善するため軽微な副作用が出やすいという特徴がありますが、シアリスはより体に負担をかけずに勃起不全の治療ができます。

タダラフィルはどのように身体に作用する?

シアリスの有効成分であるタダラフィルが、PDE-5を阻害して勃起不全を改善する仕組みは他のED治療薬と同様です。
ただしタダラフィルは他のED治療薬と異なり分子構造がブロック状なため、体内での吸収に長い時間が必要となります。
シアリスは用量に関わらず服用後3時間ほど経過してから効果が現れます。その後最大36時間ほどペニスを勃起させる効果が続きます。
またタダラフィルには食事の影響をあまり受けないというメリットも存在します。

シアリスは性行為の3時間前に空腹状態で服用するのが一般的です。
エネルギー量が800kcalまでの食事であれば、タダラフィルの効果に影響はありません。
しかし空腹状態で服用するとさらに効果を高めることができます。
シアリスの服用前に食事を摂る場合には脂肪分の少ないものを少量摂取し、消化するまで2時間ほど待つのが効果的です。
脂肪分の多いファーストフードなどを食べた場合には、5時間から6時間ほど間隔を空けます。

シアリスは水かぬるま湯で服用するのが一般的ですが、アルコールで服用することも可能です。
適量のアルコールは気分をリラックスさせます。ペニスをスムーズに勃起させるには、リラックスすることが重要です。
過度のアルコールは酩酊状態となり性行為が困難となりますが、適量であればリラックス効果によりシアリスの作用を助けます。
シアリスはゆっくりと体内で吸収され、効果も緩やかに現れます。
そのため副作用が出にくいという特徴があり、実際に副作用が発症するのは服用者の3割ほどに留まります。

タダラフィルの副作用にはめまいや頭痛、紅潮、ほてり、消化不良、筋痛、四肢痛、鼻詰まりなどが存在します。
シアリスは副作用が出にくいだけでなく、発症した場合でも症状は軽微なので基本的に問題はありません。
体に大きな負担をかけることなく勃起不全を治療できます。
ただし硝酸剤や慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬は併用できないので注意が必要です。
これらの医薬品を服用すると過度に血圧が低下する可能性が存在します。

タダラフィルには血圧を下げる作用があります。
そのため心血管系の障害がある場合や3か月以内に心筋梗塞の既往歴がある場合、6か月以内に脳梗塞・脳出血の既往歴がある場合には服用できません。
治療による管理が行われていない不整脈や低血圧・高血圧の場合の他、網膜色素変性症、重度の肝障害の場合も服用が禁止されます。
シアリスは持続時間が長く扱いやすいED治療薬です。
個人輸入すれば安くED治療を行なうこともできますが、健康状態に不安がある場合には医師に相談するのが合理的です。